院長からのメッセージ
- 地域密着型病院になるために、
訪問看護を充実させていきたい -
病院長 平 資正
祖父が開いた診療所を源流として1950(昭和25)年に開設された当院の院長を務めた父をはじめ、親戚にも医療従事者が多い環境の中で育つ。上のきょうだい二人が医師の道を選ばなかったこともあり、自然と医学の道へ。父から当院の院長職も受け継ぎ、現在に至る。
地域の方々に安心の医療サービスの実現を目指す。
私が子どもの頃の当院は、多様な手術にも対応する地域の総合病院という位置づけだったように記憶しています。それが時代の移り変わりに伴って「病院の機能分担」を国が求めるようになり、それとともに当院が地域から求められる機能も「総合病院で大手術を終えた後の社会復帰や帰宅に向けた地域包括ケア」という方向へと変化してきました。現在はこれからも加速する少子高齢化に対応し、糖尿病や循環器の専門医の配置や整形外科の手術対応、リハビリテーション部門の充実といった取り組みを行うことで、高齢者を中心とした地域にお住まいの方にご安心いただける医療サービスの実現を目指しています。今後は訪問看護・訪問介護を展開していきたい。

自らの成長のための学習に意欲的な方が必要だ。
訪問看護のサービスを新たに立ち上げるには、今まで以上の看護師の人材確保と拡充、そして育成が不可欠だと考えます。訪問看護ではご利用者様のご自宅を単独で訪問することになり、場合によっては重要な判断を自らが行わなければいけないこともあります。また当院の医師とは別の主治医の先生がいらっしゃる患者さんにも対応することもありますから、医療機関間の連携にも理解を深める必要もあります。そういう意味では当院がこれから新たなサービスを展開し、地域密着型の病院として存在感を高めようとしていることに理解をいただき、自らの成長のための学習に意欲的な方に来てもらいたいと考えています。この地域とそこに暮らす人が好きなんだと思う。
